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Blaze of Shore Field

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2006年 02月 25日

ノビタのこと その6 (去勢手術)

ノビタの去勢手術は2歳9ヶ月(2005年6月13日)の時だった。

早ければ生後6ヶ月くらいに去勢手術を受ける犬もいるだろうが、なかなか踏ん切りがつかなかった。 精巣(睾丸)を摘出することによって起こる利点、問題点を獣医師にくどくど聞いて、おまけに図解説明までうけてようやくこの時決心するに至ったのである。

決心した理由は、”癲癇の発作があるので繁殖はしない”、”マーキングが頻繁”、”高齢になった時の病気を事前に予防”の為である。
”マーキングが頻繁・・・”については、ヒート中のメスが周りに沢山いた時期だったのだろう。 散歩の間中、臭いかぎやマーキングで忙しく、飼い主の言うことなんか全然聞いてやしない。 自分の欲望を満たすのに一生懸命でやたらと引張りが強く、”ツケ”どころのさわぎではなかった。
”高齢になった時の・・・”については獣医師によると、高齢になったときの麻酔のリスクは若い時よりはるかに高い、「あの時に去勢しておけばこんな大変なことにならなかったのに・・・」というのが本当に多くあるらしい。

ただ問題点がひとつあった。 全身麻酔によるリスクである。
実は、ノビタは癲癇の発作を前年の7月に起こしていた。
(このことはまた後日詳しく・・・)
癲癇があると手術の前後に発作にみまわれるかもしれない・・・と手術前に獣医師に念を押された。


手術当日を迎えた。 
早朝の散歩で排泄を全部済ませ、当然朝は食餌も抜き。
朝9時半過ぎに入院。 そして手術。 翌日昼一で迎えに来るように言われた。
すごく元気で前回のボール飲み込み開腹手術の時のようなダメージは全然ない。 癲癇の発作も起こさなかったようである。 
まずは一安心。
診察料、注射、血液検査、麻酔、手術料、入院料が全て込みで4万円程度であった。

抜糸は、一週間後だったが、この時の糸はスチール製だった。 (草むらに入って引っかけちゃうだろうからって・・) だけど見るからに痛々しそうで、本人はソファの上に腹ばいになる度にビクついていた。 


お陰様で、今ではホテルに泊まりにいっても壁にマーキングをすることは殆どなくなり(やりそうになる時もたまにはあるけど・・)、マウンティングは全くなくなった(以前は散歩中にこそしなかったが、部屋に戻るとこそこそ抱きついていた)。 他の雄犬に対する攻撃性もなくとてもフレンドリーで、これは小さいときから変わらない唯一の長所である。
その他手術で変わったと思われることは、以前のハイテンションさが影をひそめおとなしくなったようだ。 それと興味の対象が、犬より人になってきたことだ。 (まあ、これは年齢的なこともあるのかもしれない。)

おとなしいノビタをひとつ・・・。
ノビタのこと その6 (去勢手術)_f0071053_2037599.jpg


by nobimamah | 2006-02-25 19:22 | ノビタ | Comments(2)
Commented by リンゴ at 2006-02-25 23:17 x
首のことご心配していただきましてありがとうございます。
今日も近所の天然温泉かけ流しのスーパー銭湯に行って
ほぐしてきました~

ノビタちゃんのリラックスしたようなお顔の写真、可愛いですね。
手術は本当に心配ですよね。
何せうちは麻酔事故でチワワ女の子を亡くした経験を持つので。。。
男の子の場合はマーキングをしなくなるのは良いですね。

明日はこちらは1日雨らしいです。
いつものことだけどまたのんびりします~
Commented by nobimamah at 2006-02-26 09:48
う~ん、温泉気持ちよさそうですね~。

麻酔は、本当に怖いのでウチももうこれで最後にしたいです。
ワンは内視鏡検査等の時は暴れるのですぐ全身麻酔になってしまうようです。 誤飲などほんとに気をつけなくちゃと改めて思いました・・・。
マーキングは散歩中するにはするのですが、よその子の臭いがのこっている室内(ホテル等)ではしませんね。これはほんとに助かります。

こちらも雨です。もう少し春めいて・・・とおもいます~。



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